うちの店の珈琲豆を焙煎してくださっている、まるたつさんの工房へ出かけました。場所は鹿野の鬼入道というところにあります。
焙煎風景をちょっと。これは、ブラジル サンセバスチャン の生豆です。とてもきれいなグリーンの色合い。新鮮な証拠です。うちの店では中炒りブレンドのベースとして使っています。
焙煎機のなかに生豆が入りました。
焙煎とは、そのひとの経験や考え方、生き方、人間性、そのすべてがつまったもののように感じました。
5秒ずれるだけでも味がかわるそうです。
できました。 まるたつさんは豆の選別から焙煎までとても高いレベルの仕事をされています。でもやっぱり決めては、まるたつさん自身のよさだと思いました。
都会では、すばらしいものを扱っているお店はたくさんあります。でも、たとえそのものがすばらしくても、それを扱う人の心が、ピリピリしていたり、歪んでしまっていては、果たしてすばらしいといえるのでしょうか? 鳥取のものがなぜかまーるいのは、この風土のおかげかもしれません。僕はこの町に生まれ幸せだと感じます。