特注していたテーブルとイスが出来上がり、無事に日本へ向けて出発しました。
「無事に」と書きましたが、あくまでソウルを出発しただけで無事に鳥取に到着するかどうかは定かではありません。
今回は、韓国の西にある江原道というエリアの東海という港から輸出します。
実はここから境港へのフェリーが出ていて、うまく利用することができたらと思っているのですが
極度に選択と集中が行われている韓国で釜山港以外を利用する手段はなかなか難しいものがあります。
今回も輸出業者さんとの交渉難航。
例えていうなら、東京から荷物を出すのになんで横浜じゃなくってわざわざ北海道から出荷するんだ
というようなやり取りが必ず起こるのです。
まーそーですが、「ほっといてくれ。自分は境港のある鳥取県人なんだから。」
と言ったところで意味不明なので、ただ粛々と進めるだけです。
実際に交渉するのは韓国店のマネージャー。(僕は韓国語が下手なので)
いつも大変な中、頑張ってくれます。
そんな理由があり、ほんとうに到着するのか手にしてみるまでわかりません。
まー、トラブル発生前提で動いて当然の世界。鳥取着まで気を張っていきましょう。
写真は南大門のとある通り。
飲食店のキッチンは店内ではなく通り沿いの外にあります。
しかも店内は席を確保するために違法増築がなされていて
1階と2階の間にもう一つ階があり、当然、天井が低いので
みなが中腰で頭を下げながら席に着きます。
韓国に来てからというもの「なんで?」ということの連発でした。
今から思うと当然のことで、国が違えば考え方も違います。
貿易だって、南大門の飲食店だってそう。
日本ではありえないことでもこちらでは当然なんです。
いわば、日本という既成概念にとらわれていただけ。
鳥取にいてもそうです。
鳥取という概念にとらわれがちです。
さっきコンビニによったら店員さんがいませんでした。
「なんで?」
いや、まだまだ概念の中にいます。