10年前、見るもの聞くものすべてに刺激を受けて、日々いろんなものを吸収しながら過ごしていました。
5年前、そのいろんな吸収したものが形になりました。
この5年間、朝も昼も夜も、何だかわからない何かを求め、がむしゃらに動きまわりました。
そんな中身の詰まったこの10年間を、共に過ごした親友が、今日鳥取から旅立ちました。
時にふざけ合いながら、時に真剣に、時に喧嘩しながら過ごしたこの10年間は、忘れることのできないものとなりました。
僕は職場とは、感動を共有できる場だと思っています。皆が真剣に必死にがむしゃらになって何か同じことに挑戦できるからです。結果がどうであれ、やったらやった分、それに応じた分のすばらしい共通の感動が得られるのです。
だから僕は、ときにありえないようなことをスタッフに要求することがあります。最初は大変かもしれない、つらいかもしれない、苦しいかもしれない。
でもそれをいっしょになって乗り越えたとき、一生忘れることのできない同じ感動を、心に刻むことができるのです。
そんな感動をたくさん共有してきた友の旅立ち。
「さみしいけどありがとう。」